自分がこれまで通ってきた作品を100個挙げる的な企画が最近流行っているようで、いろいろな方の記事を楽しく拝見しておりました。
人様の企画にタダ乗りするのも…と思っていましたが(元ネタがどなたかも分からないし)、楽しそうなのでしれっと乗っかろうと思います!
100作品もない気がするけど、80個くらいあるといいな。
夢中になった作品変遷100!
今現在好きかどうかは置いておいて、各時代に夢中になった記憶のある作品を挙げていきたいと思います。
飽きずに繰り返し読んでたな~とか、授業中も頭から離れなかったな~とか、そんな感じの作品です。
というわけで、初めて触れたタイミングではなく、ハマったタイミング順で書いていきます。
作者縛り完結作品縛り等なし。
本縛りもしないけど、他ジャンルに興味ないので9割方小説・漫画になるかなと思います。
自分の人生を振り返ると、乱読期と再読期を定期的に繰り返しているので、期間ごとにざっくり分けて振り返っていけたらなと!
幼少期
自分の親は根っからの本の虫で、今の自分と比べてもえげつない読書量の本好きでした。
同じ本を2日に渡って持っているのを見たことないくらい。
その親の影響で自分も小学校に上がる前から相当本を読んでいたはず…ですが、小学生以降で再読したもの以外はいまいち思い出せないので省きます。
大好きで小学生以降も繰り返し読んでいるのはこの2作くらい。
1.『らんま1/2』(高橋留美子)
2.『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)
今考えると未就学児に『らんま1/2』を買い与えるとはなかなかクレイジー、いや、理解のある親だったなと(笑)
小学校:小説乱読期
小学生のときはとにかく時間があったので、近所の図書館の児童書コーナーを片っ端から読み尽くしていました。
お小遣いも少なかったので、図書館本中心で漫画はあまり読んでいなかったかも。
(親が読書オタクなので本好きの生態をよく分かっており、本を買うと言ったら無限にお小遣いがわいてくる環境ではなかった)
3.「夢水清志郎」シリーズ(はやみねかおる)
4.「パスワード」シリーズ(松原秀幸)
5.「大草原の小さな家」シリーズ(ローラ・インガルス・ワイルダー)
6.『GALS!』(藤井みほな)
7.「怪盗クイーン」シリーズ(はやみねかおる)
8.「タイムスリップ探偵団」シリーズ(楠木誠一郎)
9.「クレヨン王国」シリーズ(福永令三)
10.『シンデレラ・コレクション』(今井康絵)
11.『史上最強の恋愛』(小林深雪)
12.『奇跡を起こそう』(小林深雪)
13.『IQ探偵ムー』(深沢潮)
14.『アルテミス・ファウル』(オーエン・コルファー)
15.「虹北恭助の冒険」シリーズ(はやみねかおる)
16.『都会のトム&ソーヤ』(はやみねかおる)
17.『エンジェル・ハント』(おおばやしみゆき)
18.「クレストマンシー」シリーズ(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
19.『穴-HOLES-』(ルイス・サッカー)
20.『ボクのプラチナレディー』(八神千歳)
21.『ネシャン・サーガ』(ラルフ・イーザウ)
このときあまり古典に触れなかったのは痛恨。
元気で暇な小学生のうちに古典をガンガン読んでおくべきでした…
特に『モモ』は読み損ねたままになっており、今でも気になっていますがなかなか読む気にならず。
中学~大学:漫画乱読期
この時期は児童書から一般文芸への移行がうまくいかず、また、友達との漫画の貸し借りが盛んで漫画を読むほうが楽しかったこともあり、おそらく人生で二番目に小説を読まなかった時期かなと思います。
小説で読み込んだ覚えがあるのは米澤穂信先生・有川ひろ先生・時雨沢恵一先生くらい。
代わりに漫画は相当読んだ。
22.『僕と先輩のマジカル・ライフ』(はやみねかおる)
23.『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』(西義之)
24.『桜蘭高校ホスト部』(葉鳥ビスコ)
25.『キノの旅』(時雨沢恵一)
26.<小市民>シリーズ(米澤穂信)
27.『ラブ★コン』(中原アヤ)
28.<古典部>シリーズ(米澤穂信)
29.「図書館戦争」シリーズ(有川ひろ)
30.『犬はどこだ』(米澤穂信)
31.『ボトルネック』(米澤穂信)
32.『ヴァンパイア騎士』(樋野まつり)
33.『アリソン』(時雨沢恵一)
34.『リリアとトレイズ』(時雨沢恵一)
35.『ソウルイーター』(大久保篤)
36.『悩殺ジャンキー』(福山リョウコ)
37.『ロッキン★ヘブン』(酒井まゆ)
30.『紅心王子』(桑原草太)
39.『スパイラル~推理の絆~』(城平京・水野英多)
40.『スパイラル・アライヴ』(城平京・水野英多)
41.「文学少女」シリーズ(野村美月)
このころは、敬愛する米澤穂信先生の影響で海外古典ミステリをたしなむなどしていました(ファッション読書だったのでハマった作品は少ない…)。
「背伸びしててダサかったな」と後から思ったものですが、海外の古典を大量に読む気力があったのはこのときが最後だと思うので、背伸びでもなんでも読んでいて良かったなと今は思います。
42.『メグとセロン』(時雨沢恵一)
43.『たらんたランタ』(槙ようこ)
44.『桃組プラス戦記』(左近堂絵里)
45.『スプラウト』(南波あつこ)
46.『絶園のテンペスト』(城平京原作)
47.『NGライフ』(草凪みずほ)
48.コミカライズ『ぼくと未来屋の夏』(はやみねかおる原作)
49.『3月のライオン』(羽海野チカ)
50.『カノジョは噓を愛しすぎてる』(青木琴美)
51.『だぁ!だぁ!だぁ!』(川村美香)
52.『黒後家蜘蛛の会』(アイザック・アシモフ)
53.「名探偵ポワロ」シリーズ(アガサ・クリスティ)
54.『結界師』(田辺イエロウ)
55.『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ)
56.『折れた竜骨』(米澤穂信)
また、気が短いので自分のペースで進められない映像作品は全然見ないのですが、この時期に3タイトルだけハマってえんえん見てました。どれも今も好き。
57.『サマータイムマシンブルース』(映画)
58.『キサラギ』(映画)
59.『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』(アニメ)
あと、この時期は雑誌も大好きで毎月読んでいました(今も好きだけど優先度低め)。
ファッション誌の独特なハッピー空間とか、絶妙に頭のゆるそうな言い回しとか最高ですよね…。
できればあんな感じの文章が書きたいと常々思っています。
60.『SEVENTEEN』
61.『non-no』
62.『ar』
63.『ViVi』
大学~:乱読迷走期
大学生になって無趣味なことに焦りを覚え、さらに「読書を趣味と言うためには量を読まねばならぬ」という思い込みにより、とにかく新規開拓しまくった時期です。
今考えると結構迷走していて、明らかに肌に合わない湊かなえ先生とか読み漁ったり、読書量の割にその後に定着したものが少なかったです。
そもそも、ミステリしかしてないミステリ苦手、お涙頂戴系苦手、オチのない話苦手、刑事もの苦手、医療もの苦手、金融もの苦手、純文学苦手、ホラー苦手、その他エログロ無理…と、一般文芸で読める作品が少なすぎる(^^;)
ここで自分には一般文芸が合わないということを悟りました。
とは言え、大好きな作品・作家さんにも出会えたので後悔はないですが…!
64.『名前探しの放課後』(辻村深月)
65.『マリアビートル』(伊坂幸太郎)
66.『ミナトホテルの裏庭には』(寺地はるな)
67.『とっぴんぱらりの風太郎』(万城目学)
68.「八咫烏」シリーズ(阿部智里)
69.『タイム・リープ あしたはきのう』(高畑京一郎)
漫画も同じ理由で、普段読まないレーベル中心に開拓しまくりました。
70.『ACCA13区監察課』(オノ・ナツメ)
71.『COPPERS』(オノ・ナツメ)
72.『つらつらわらじ』(オノ・ナツメ)
73.『椿荘101号室』(ウラモトユウコ)
74.『月刊少女野崎くん』(椿いづみ)
75.『不死身ラヴァーズ』(高木ユーナ)
76.『まいりました、先輩』(馬瀬あずさ)
77.『片翼のラビリンス』(くまがい杏子)
78.『花君と恋する私』(熊岡冬夕)
再読期
コスパの悪い乱読に疲れた反動で、新規開拓を一切しなくなった暗黒時代。
追ってる作家さん・作品の新作を読む以外は、好きな作品をえんえん読み続けました。
『名前探しの放課後』は何周したことやら。
再読を除くと、人生で一番本を読まなかった時期だと思います。
79.『虚構推理』(城平京)
80.『AX』(伊坂幸太郎)
81.『かがみの孤城』(辻村深月)
82.『パーマネント神喜劇』(万城目学)
83.『夜が暗いとはかぎらない』(寺地はるな)
84.『わたしの良い子』(寺地はるな)
乱読期(平安ものブーム)
さすがに再読に飽きてきたところで、迷走期に開拓していた『千年の黙』(異本源氏物語シリーズ)を再読したのをきっかけに、自分の中で空前の平安時代ブームが到来。
平安ものだけでなく、平安時代の作品の現代語訳にまで手を出して乱読しました。楽しかった。
85.「異本源氏物語」シリーズ(森谷明子)
86.『この世をば』(永井路子)
87.『源氏物語』(荻原規子訳)
乱読期(ラノベ&少女漫画ブーム)
堅い平安ものの反動で今度はノリの軽いものが読みたくなり、迷走期にも手を出さなかったラノベについに手を出しました!!
隣接ジャンル(アニメ・ゲーム)に興味がないため、自分に関係ない領域として避けていたラノベ。
(そもそも昔のラノベってエロ推しであまり好きになれなかったし…)
恐る恐る手を出したら、いつの間にかラノベ界隈が浄化(?)されていて、いわゆるオタクでない初心者でも読みやすい作品がたくさん出ていたんです…!
一気に夢中になりました。
88.『人類は衰退しました』(田中ロミオ)
89.『異世界修学旅行』(岡本タクヤ)
90.『スカートのなかのひみつ。』(宮入裕昂)
91.『パーフェクトフレンド』(野﨑まど)
92.『死なない生徒殺人事件』(野﨑まど)
93.『千歳くんはラムネ瓶のなか』(裕夢)
94.『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い』(猿渡かざみ)
95.『現実でラブコメできないとだれが決めた?』(初鹿野創)
96.『魔法少女育成計画』(遠藤浅蜊)
97.『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』(筏田かつら)
98.『Re:ゼロから始める異世界生活』(長月達平)
99.『ようこそ実力至上主義の教室へ』(衣笠彰梧)
100.『絶対城先輩の妖怪学講座』(峰守ひろかず)
101.『Y田A子に世界は難しい』(大澤めぐみ)
102.「美少年」シリーズ(西尾維新)
103.「青春ブタ野郎」シリーズ(鴨志田一)
また、コロナ禍の影響で古書店に行くことがなくなり、ついに漫画アプリデビューしたのもこのころ。
それまでは古書店で1~2巻読んで、良かったらまとめ買いするスタイルだったので、早々に切った作品は二度と読むこともなかったのですが、
漫画アプリだとだらだらタダ読みできるので、結果読む幅が広がりました。
ただし買うときは今でも紙派。
104.『なまいきざかり。』(ミユキ蜜蜂)
105.『暁のヨナ』(草凪みずほ)
106.『赤髪の白雪姫』(あきづき空太)
107.『素敵な彼氏』(河原和音)
108.『恋を知らない僕たちは』(水野美波)
109.『かぐや様は告らせたい』(赤坂アカ)
110.『恋に無駄口』(福山リョウコ)
111.『SPY×FAMILY』(遠藤達哉)
112.『かげきしょうじょ!!』(斉木久美子)
113.『日々蝶々』(森下suu)
114.『うちの弟どもがすみません』(オザキアキラ)
115.『初×婚』(黒崎みのり)
116.『センセイ君主』(幸田ももこ)
ブログ始めた期
そして1年前に満を持してブログを始めました~!(実はこの記事で1周年)
初めは「読書時間を削ってまでブログを書く意味があるのか…?」とも思っていたのですが、これがめちゃくちゃ意味ありました!!
今まで振り返ると、私の読書人生(?)では、乱読と再読を極端に繰り返していました。
乱読期は時間がもったいないから一切再読しないし、再読期は疲れるから一切新規開拓しない、みたいな。
ブログを始めたときはちょうど乱読期だったのですが、代わりに好きな作品を読み返すタイミングがないことに悩んでいました。
しかし!ブログを始めたことにより、「ブログに書くから再読しよ~」という感じで、良い具合に再読するタイミングが生まれたんです。思わぬ効能でした。
振り返ってみても、この1年が今までで一番新規開拓と再読のバランスが良かった気がします。
いやぁ本当にブログ始めてよかった…!
117.『元彼の遺言状』(新川帆立)
118.『六人の嘘つきな大学生』(浅倉秋成)
119.『スパイ教室』(竹町)
120.『楽園ノイズ』(杉井光)
121.『正反対な君と僕』(阿賀沢紅茶)
122.『氷の城壁』(阿賀沢紅茶)
123.『君と時計と噓の塔』シリーズ(綾崎隼)
124.『ぼくらに噓がひとつだけ』(綾崎隼)
125.『月のお気に召すまま』(木内ラムネ)
126.『ふたりで恋をする理由』(ひろちひろ)
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
100作もないだろ…と思っていましたが、書いていったら余裕で120作オーバーしてました(嬉)
おすすめ作品とかではなく、自分が夢中になった作品を列記しただけなので、まぁ削って100作品にする必要もないかと思い、そのままです(連番を振り直すのも面倒ですし…笑)。
こんなに好きな作品と出会っていたとは。ありがたや。
これからも自分のペースで楽しく幸せな読書をできればと思います。