クラス対抗だから面白い!
頭脳戦ラノベ『ようこそ実力至上主義の教室へ』(通称「よう実」)の魅力をネタバレなしでお伝えします!
記事の最後には「よう実」が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』とは?
あらすじ
こんな人におすすめ
無料で試し読み!
「よう実」のここが面白い!
ハイレベルな「団体戦」!
「よう実」の面白いところは、個人戦ではなく、クラス単位の団体戦なこと。
自分だけ良ければ良いというわけではなく、「クラスへの貢献」という観点が大きなファクターに。
そのため、一人ひとりの行動が制限されて思わぬ展開になったり…。
また、主人公の清隆はかなり頭の切れる生徒ですが、一握りの賢い生徒とだけ読み合いをしていれば良いわけではありません。
団体戦だからこそ、それぞれの生徒の思考レベルに合わせて一般生徒の動きも読まねばならず、気が抜けないんです…!
団体戦なので、もちろんクラスの団結が要!
人間関係もかなり重要な要素になってくるので、ドライな心理戦ラノベと思っていると意外と熱くて驚くかもしれないです。
読めない主人公
主人公の清隆は頭が切れるので、簡単に言うと「全部俺の手の平の上」という展開が多いです。
読者としては楽しいのですが、毎回最後の最後、すべてが明かされるまで清隆が何を考えているか読者にも分かりません。
物語全体の大きな流れについても、何か色々仕込んでいることだけは分かるのですが、詳細不明。
この物語がどこへ向かっているのか分からなくて、毎回ハラハラするんです…!
個人的にはバッドエンドが待っていないことを願うばかり。
登場人物たちの心の動きがリアル
学校での戦いという性質上、モブがたくさん出てきます。
その一人ひとりが、単なる人数合わせではなく、本当にしっかり人格を持って自分の意志で動いている感じがしてすごい。
だから、「このキャラならこうするのでは?これはおかしいのでは?ということは…」という具合に考察がはかどるんです!
しっかり練られた作品が好きな方は絶対好きだと思います!!
おわりに
最後まで読んでくださって、ありがとうございます!
ちなみに私は龍園クラスのひよりちゃん推し。毎回良い働きしてます。
顔だけだと堀北クラスの佐藤さんが一番好きです(笑)
「よう実」の次に読むなら!
「よう実」が気に入った方におすすめの作品はこちらです。
初鹿野創『現実でラブコメできないとだれが決めた?』
不穏な心理戦が好きな方は「ラブだめ」もぜひ読んでみてください!
三河ごーすと『顔さえよければいい教室』
特殊学園ものが好きな方には「さえけれ」もおすすめ。
ざっくり言うと芸能科学園で、才能ある少年少女たちがチームで競い合うって感じです。こちらも熱い。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
コミカライズも!