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【2025年版】電撃文庫のおすすめラノベ10選

【電撃文庫】おすすめラノベ5選! ラノベ
ラノベ
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ラノベの代表とも言える大手レーベル・電撃文庫。
今回はその電撃文庫の作品の中から、おすすめラノベ厳選10作をご紹介します!

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電撃文庫のおすすめラノベ10選!

柳之助『バケモノのきみに告ぐ、』

あらすじ

城壁都市バルディウムのどこかで、少年・ノーマンは捕えられていた。促されるまま、彼を慕う四人の少女たちと解決した事件の顛末を語っていくが…

癖ありヒロインたちとのおしゃれなダークファンタジー。
バトルあり、ミステリーあり、様々な要素がきれいに調和したラノベらしい作品です。

可愛い4人の女の子たちを一人ずつ連れて、4つの事件を解決したノーマン。
その事件の顛末を一つずつ語っていく構成で、囚われの身なのにふてぶてしいノーマンに序盤から引き込まれます。

一つひとつのエピソードがよくできており、その上でそれらの事件を踏まえたラストも良く、とにかく完成度が高い。
そして、2巻以降もこの構成の良さが失われないのが高ポイントです。

ヒロインは全員ノーマンを愛し、ノーマンも心から彼女たち全員を平等に愛しているという特殊な(異常な)状況なので、ヒロインレースは起きません。
そんな彼らを受け入れられるかどうかで読みやすさがだいぶ変わりそう。ただ良作です。

岬鷺宮『あした、裸足でこい。』

あらすじ

元カノで今や国民的アーティストの二斗千華。そんな彼女が卒業式の日に失踪したと知り、気付けば俺は入学式の日にタイムリープしていた…

みんな大好き、謎めいたタイムリープもの…!
他作品とちょっと違うのは、過去と現在を行ったり来たりしながら、望む未来へチューニングしていくところ。

過去でやったことの結果をすぐに未来(現在)に戻って確かめられるんだから、簡単に問題解決しそう!なんて思っちゃいますが、全くそんなことはなく。

今度こそはと思っても、やっぱり最悪の結果を回避できない…。
そんな現実に何度も打ちのめされながらも、最良の未来を少しずつ手繰り寄せていくところがすごく好きです。

五十嵐雄策『ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい』

あらすじ

放送部部長の花梨先輩は、素晴らしい声の持ち主だ。彼女のことが大好きな龍之介は、先輩を1日3回「喜ばせる」べく、褒めまくっているのだが…

すれ違ってない系ラブコメ。
不思議な両想い感が可愛い作品です。

タイトルから後輩側が余裕な態度でからかいまくる感じかと思いきや、天然計算ゼロのど直球褒めでめちゃくちゃ笑いました。

無口で無骨な男子が恩人のために何かしたいと思うあまり、破壊力抜群の褒め殺し男子になるという。素晴らしい。
褒められるのに弱い先輩のたじたじっぷりも可愛く、とにかくにまにましちゃいます。

安里アサト『86-エイティシックス-』

あらすじ

無人兵器・レギオンの侵略を受けるサンマグノリア共和国。人々が暮らす85区の外、存在しない「86区」では、「エイティシックス」と呼ばれ迫害された少年たちが戦っていて…

私はラブコメや青春小説が大好きでして、このブログで紹介しているのもゆるい作品が多いのですが、この「エイティシックス」は全く違います。
最初から最後まで悲しみであふれた物語。

舞台となるサンマグノリア共和国は純白色人種の国。
一方隣国の帝国は有色人種の国で、そのため帝国と戦争となったときに有色人種の人々が迫害されることに。
そして、ついには少年少女たちまでもが、終わりの見えない戦いに駆り出され…

人の醜いところをこれでもかと描き、直視できないような辛いシーンも。
それでも、少年たちが自分の意思を持って戦いに向かうところとか、家畜扱いされてきたエイティシックスたちが自分の人生を見つめるところとか…
胸にしみるシーンが多くて、読むのが辛いのですが、やめられない。そんな作品です。

えしゃ
えしゃ

心が元気なときに読むのをおすすめします!

七菜なな『男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)』

あらすじ

最強の親友・日葵(ひまり)とともに、自作アクセのお店を出すことを目指している高校生・悠宇(ゆう)。ある日、ずっと探していた初恋の相手と再会し…

略して「だんじょる?」は、最高にラノベっぽい、緊張感あるラブコメ!

男女で親友と言い切る悠宇と日葵の危うい関係に、悠宇の初恋の相手が参戦。
さらに周囲の過激なメンバーたちそれぞれの思惑も交錯しちゃって「あわわわ…」、ってな感じのラブコメです。

一見まわりに振り回されているだけの悠宇くんですが、職人らしく頑固なところやロマンティストなところもあって、毎回なんとか男らしく決めてくれるところがとっても良い!
ヒロインの日葵ちゃんもサバサバ系ウザ絡み女子で、これがまたほんと~~に可愛い。

えしゃ
えしゃ

ラノベのラブコメが好きな人には絶対おすすめの作品です!

比嘉智康『命短し恋せよ男女』

あらすじ

難病により余命宣告を受けた好位置は、同じ病で余命宣告を受けているほのかと出会い、最後の思い出に2人でカップルYoutuberとなることになったが…?

個人的に大大大好きな作品。

よくある余命ものでしょ?って思うとおもうんですが、これが全然違うんです。
余命ものにありがちな湿っぽさがなく、前向きなパワーにあふれた作品なんですよこれが。

余命宣告済みの中学生の話で、こうくるか…!

一般的な余命ものにうんざりしている人におすすめしたい作品です。
騙されたと思って読んでみてほしい。

杉井光『楽園ノイズ』

あらすじ

再生数を稼ぐために女装姿で演奏動画をあげた真琴。周囲には隠していたのだが、うっかり音楽の華園先生にバレてしまい、口止めの代わりにこき使われるようになったのだが…

最高最強の音楽ラノベです。

バンドメンバーの美少女たちにストレートな愛を向けられる主人公・真琴くんの姿はハーレムラブコメそのものなんですが、それぞれが抱える事情が重たくて、どちらかというとシリアスなストーリー。

とにかく文章が美しく、切ない心理描写と迫力のあるバンドシーンに毎回胸が熱くなります。

メンバーそれぞれが抱えるものを、お互いに尊重し大切にしながら、そっと痛みを共有していくところがとても好き。

個人的には、毎回ヒロイン全員にスポットが当たるところもめちゃくちゃ推せるなーと思います。

時雨沢恵一「一つの大陸の物語」シリーズ

あらすじ

世界大戦真っただ中のロクシアーヌク連邦。その上級学校に通うヴィルのもとに、空軍に所属している幼馴染の少女・アリソンが訪れて…

『アリソン』『メグとセロン』『リリアとトレイズ』からなる「一つの大陸の物語」シリーズ!
『キノの旅』で有名な時雨沢恵一先生の別シリーズです。

3シリーズで少しずつ雰囲気が変わりますが、全体的には、ちょっと苦みのあるしっとりとしたファンタジーです。
架空の世界での戦争、そして終戦後の戦後世代を描きます。

各巻ごとに強いメッセージ性があるわけではないですが、全体を通して、少年少女たちへの「勇気を出してやってみよう!」的なエールを感じます。

好きな人に話しかけるだったり、人を助けるだったり、スケールはそれぞれですが、勇気を出した先で見えた景色はどれも素晴らしいもの。
読み終わった後はきっと笑顔になれる作品です。

えしゃ
えしゃ

少年少女の冒険やボーイミーツガールが好きな方はぜひ!

上月司『隣のゴリラに恋してる』

あらすじ

異性が動物に見える呪いにかかっている高校生・斎木浩太。体質から恋愛するのを諦めていたが、隣の席の「ゴリラ」が気になるようになり…

個人的にめちゃくちゃツボだった良作。

主人公は異性が動物に見える…という恐ろしすぎる呪いにかかっており、作中ずっと、ヒロイン含めすべての女の子が動物に見えています。

ラブコメどころではありませんね…。
どうやったらこんな恐ろしい設定思いつくんだ…。

この冗談みたいな設定に真正面からめちゃくちゃ真剣に向き合い、なんとかまともに恋をしたい!と願う姿に心打たれます。

トンデモ設定をうまく使った作品としては、ここ最近で頭一つ抜けているかと…。
王道のラブコメが好きな人にこそ読んでみてほしいです!

鴨志田一『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』シリーズ

あらすじ

ある日、梓川咲太は、図書館で野生のバニーガールに出会った。バニーガールの正体は、活動休止中の元天才子役・桜島麻衣。彼女は「思春期症候群」のため周りの人から見えなくなっていて…

こちらも、タイトルはいかがわしいけど、中身はしっとり系青春ストーリー。

思春期が引き起こす様々な問題を、SFと絡めて「思春期症候群」として可視化しています。
SFだけど、読む人も他人事じゃないような…そんなちょうどいいリアルさが好きです。

「青ブタ」はなんといっても、何気ない生活の描写がとても良い。
当たり前に生きていること、明日からも生きていくこと。
それが登場人物たちの何気ないやり取りの中で感じられ、疲れた心にそっとしみこんでいきます。

テンション低めの落ち着いたラブコメが好きな方はぜひ。

榛名千紘『異能アピールしないほうがカワイイ彼女たち』

あらすじ

第二次性徴期以降に空想上の生物の特徴を発症する「ミューデント」。非ミューデントの翼は、「サキュバス」の朔夜先輩とともに「文芸部()」を立ち上げお悩み相談を受けることになり…

残念ヒロインだらけの青春ラブコメ。
とにかく可愛い多種多様な残念ヒロインがいっぱい出てきます。みんな残念可愛い。

あらすじが仰々しくなっていますが、ものすごい能力を持つわけではないので、実際のところファンタジーみは薄め。

「ミューデント」と診断されると、外部から特定のキャラ設定がされてしまう、というところがミソです。

サキュバスとか人魚姫とか、すでにイメージができあがったものに対し、「あなたはそれです」と断定されてしまうわけです。
そのキャラ設定に引きずられたり反発したり、どちらにしても思春期の子どもたちには無視できない影響があり、こじらせヒロインたちが量産されるのも納得。

主人公の翼くんは、そんなヒロインたちと距離を持ちながらも、なんだかんだで彼女たちを救っていくことに。
特殊な設定ですが、ストーリーは本当に王道の青春もので、しっかり感情移入して楽しめます!

おわりに

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
電撃文庫は名作多数なので迷った末に5作選びましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をきっかけに好きな作品に出会っていただけたら嬉しいです!

(2023/12/30追記)
やっぱり5作に絞り切れなくなってきたので10選に増やしました(^^;)

プロフィール
えしゃ

えしゃ(@shallot0147)と申します!
・ラブコメ好き。少女漫画とラノベが大好きです!
・雑食&乱読
・好きなジャンル:ラブコメ、広義のミステリー、ローファンタジーなどなど
・愛読書:辻村深月『名前探しの放課後』
・推しキャラ:佐藤こはる(塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い)

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