男子主人公の作品が多いイメージのラノベですが、あえて女子を主人公にすえた作品は良作揃い!
そんな中でも強くて可愛い女の子たちが文字通り大暴れする作品をご紹介します!
女子ラノベ3選
竹町『スパイ教室』
少女たちのスパイチームのお話。
スパイと言えば裏切りですが、「灯」は一味違うんです。
固い絆で結ばれた少女たちのチームワークには胸が熱くなります。
みんなが「灯」を好きで、他の仲間を守ろうという気持ちで動いているのがすごく良い感じ。
また、主要メンバーが多いにも関わらず、全員しっかりキャラ立ちしていて、毎回適材適所で大暴れするのがめちゃくちゃ楽しいです。
かっこいい女の子たちの暗躍が見たい方、ぜひ!
遠藤浅蜊『魔法少女育成計画』
とにかくキャラ数が多いことでも有名な「まほいく」。
(というのも作中死ぬキャラが多すぎて次々と新キャラが投入されるという…)
残酷なデスゲームもの、と思われがちですが、それだけではありません!
中身も外見も愛らしい魔法少女たちが「誰かのために」戦う物語なんです。
残酷描写もあるシビアな世界観ですが、少女たちのまっすぐな想い、そして仲間の絆、不器用にひたむきに頑張るところに心打たれます。
ぜひ2巻にあたるrestartまで読んでほしいところ。
(ただし死者多数なので、そのつもりで心の準備を…!)
林星悟『ステラ・ステップ』
戦争の代わりにアイドルが戦うというネタっぽいあらすじですが、かなり真面目でシリアスなダークファンタジーです。
これがまた良いんですよ。沁みます。
感情をなくした「最強」アイドルが、誰にも求められていないのにキラキラと輝く新人アイドルと出会う。
少女との出会いで少女の運命が変わる、ガールミーツガールな作品です。
「ステステ」が何より素晴らしいのは、アイドルをテーマとしていること。
アイドルがキラキラした存在ではない、という世界だからこそ、一生懸命輝こうとするアイドルの尊さが際立ち、ぐっときます。
現代日本舞台のアイドルものでは当たり前すぎて感じられない感動があるんです。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
それぞれの舞台で戦う女の子たちがまじでかっこいい3作なのでぜひ…!
個人的には女子戦闘ラノベ(?)はもっと増えてほしいところ。