ラノベっぽいハイテンションな会話劇とどこか切ない青春ストーリーが、とにかく美しい文章でつづられる杉井光先生の作品たち。
唯一無二の読み心地に病みつきなること間違いなしの作家さんです。
そんな杉井光先生のおすすめラノベ3選をご紹介します!
杉井光先生作品のおすすめラノベ3選
『楽聖少女』
日本の高校生だった僕は、悪魔に導かれて二百年前のウィーンに来てしまう。そこで大作家・ゲーテとして生きることになり…
まずは異世界召喚ものから。
日本の高校生が、あのゲーテとして19世紀ヨーロッパで生きることに…(どういうこと??)
身体も中身もそのまま日本人なのに、周囲は彼のことをゲーテとして認識している、というシステム。
さらにはあのベートーヴェンにも出会いますが、こちらはなんと美少女になっており…
こんなとんちきな設定で、美少女とのボケとツッコミの応酬が繰り広げられる、なんともラノベらしいノリの作品ながら、
文字通り命を削って「音楽」「創作」と向き合う、痛いほど熱い物語でもあります。
全然違うテンションの内容が違和感なく同居しているのが、なんとも杉井光先生らしい。
終盤は毎回呼吸も忘れて引き込まれます。
『電脳格技メガフィストガールズ』
学校をサボってゲーセン通いをしている和馬。ある日、学園の憧れの的の美少女3人による謎の部活『伝統格式研究部』に呼び出され…
次は王道の現代青春もの。
音ゲー好きの少年が、格ゲー好きのお嬢様たちにボコボコにされたり、そんなお嬢様たちをゲーセンにご案内したり、そこの常連の格ゲーおじさんたちと絆を深めたりする話です。
たくさんの人の指導で格ゲーのセンスを磨いていきつつも、純粋に格ゲー好きの人々とは少し違う、のめり込みきれていない感覚を持っている主人公。
そのどこか切ない感覚がめちゃくちゃ良い…
でもしんみり寂しいだけの話ではありません。
終盤の熱も楽しんでいただきたい!
ゲーム好きな方はより楽しめそうですが、全然わからなくてもめちゃくちゃ面白い作品です!(私は全然わからないほう)
『楽園ノイズ』
再生数を稼ぐために女装姿で演奏動画をあげた真琴。周囲には隠していたのだが、うっかり音楽の華園先生にバレてしまい、口止めの代わりにこき使われるようになったのだが…
最後に紹介するのは音楽ラノベの傑作!
曲作りが趣味の女装男子が、やたらと音楽レベルの高い美少女たちとバンドを組んでわちゃわちゃします。
この美少女たちがもちろん全員可愛いのも最高なんですが、誰がメインヒロインということもなく、ちゃんと毎回全員にスポットが当たるのが良心的で大好き。
そして、そんなそれぞれ癖のある美少女たちに振り回されている…ようで、自分も結構無茶ぶりやら無茶苦茶やっている主人公・真琴くんのもろさと図太さをあわせもつ人間臭さが素晴らしい。
楽しいだけではない、しんどい青春ものが好きな方に超おすすめ。
毎回圧巻の音楽シーンも最高の作品です。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
杉井先生は一般文芸やライト文芸だとまた少し印象が変わって、面白いミステリーなどをたくさん書かれていたりするので、
ミステリー好きの方はもちろん、杉井先生の文章が好き!!という方はそちらも浴びていただければと思います。





