単行本化熱烈希望!!
リアルすぎる心理描写に共感の嵐、タテ読み漫画『氷の城壁』の魅力をネタバレなしでお伝えします。
記事の最後には『氷の城壁』が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。
ネタバレ感想はこちらです~既読の方はよければどうぞ
『氷の城壁』とは?
あらすじ
こんな人におすすめ
無料で試し読み!
『氷の城壁』のここが素晴らしい
目から鱗な名言の数々
『氷の城壁』の魅力は、なんと言っても痛快な名言の数々でしょう!
私もいくつか学生時代のモヤモヤを吹き飛ばしてもらいました。
主人公の小雪ちゃんは怖そうな見た目で恐れられていますが、実際はまぁちょっと根暗寄りの普通の女子。
この小雪ちゃん、感情を言語化する能力がめちゃくちゃ高くて、普通の人なら「なんか辛い」で終わることも「自分はこういうことが嫌」としっかり把握しているところが素敵。
自分の気持ちはもちろん、周囲のガス抜きもすごく上手くて…もはやカウンセラー?
もめた友達を庇う子に対して告げる、「誰にだって良いところくらいあるよ」が私は一番印象にに凝っています。
あ…そうだよな。みたいな。
言葉がすとんと胸に落ちる感じが心地よいんです。
三者三様の葛藤がリアル
メインの登場人物は、小雪ちゃんと、幼馴染の美姫ちゃん、美姫の友だちのヨータとミナト。
ざっくり言うとこの4人が仲良くなっていくお話なんですが、すぐ意気投合していつメンに…ってな感じではなく。
4人それぞれ別ベクトルでめんどくさいところがあり、仲良くなるまでもいろいろあるし、仲良くなってからもいろいろあります。
それぞれの葛藤が、実在するひと??ってくらいリアルで、たぶんみんな少しずつ自分と重なるところが見つけられるんじゃないかな。
恋愛要素がありつつも、メインとしては、友情とか、自分の中の黒い感情とか、そういった面にスポットが当たっているので、青春ものが好きな人は絶対ハマるはず。
リアルすぎて先が読めない
『氷の城壁』は、もちろん漫画としても盛り上がりとかすごく考えられていて面白いんですが、何よりやっぱりリアルで。
まとまりかけた話が、まさかの方向に転んだり、お互いを想うが故の誤解が加速したり、うわ~~こうなるー!?と毎回ドッキドキ。
最近面白い漫画ないんだよな~という方、騙されたと思って一度読んでみてください! 最初の5話くらいでもうヤバいので!
ネタバレ感想!
別記事でネタバレ感想を書いていますので、よければどうぞ~
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!めちゃくちゃ面白い『氷の城壁』、惜しむらくはタテ読みだからか単行本化されてないんですよね…。2023年7月より順次単行本化されています!紙派なので嬉しい!!
好きな作品は紙で読みたい派なので、紙書籍刊行待ってます!!
『氷の城壁』の次に読むなら!
『氷の城壁』が気に入った方におすすめの作品はこちらです。
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』
同じ阿賀沢紅茶先生の『正反対な君と僕』もめちゃくちゃ面白いのでぜひ!!
『氷の城壁』より恋愛寄りです。
羽海野チカ『ハチミツとクローバー』
何度も読み返したくなる名作ということで、「ハチクロ」もぜひ!
ご存じの通り、こちらもなかなか複雑な恋模様が展開されております。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
単行本版の表紙すんんんごく良い!!!こゆんかわええ~