訳あり癖あり部員たちが社交ダンスで青春! 『BUTTER』の魅力をネタバレなしで紹介します。
記事の最後には『BUTTER』が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。
『BUTTER』とは?
あらすじ
こんな人におすすめ
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『BUTTER』のここが良い
とにかく不器用!非スマート
社交ダンス部が舞台ということで、なんとなくスマートな雰囲気を想像されるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
『BUTTER』はとにかく丁寧に心の動きが描かれた作品です。
正確には丁寧というよりも、まるで生の感情の動きを切り取ったような、リアルな情けないところもすべてさらけ出しちゃいます。
自分は何をやりたいんだ?そもそも何考えてるんだ??
てな感じで、あっち行ったりこっち行ったりさまよう部員たち。
そんな様子を取り繕うことなく描いているところにとても好感が持てます。
感情を出すのが苦手な子たちがぶつかり合う
メインとなる登場人物、ダンス部の部員は6人。
人によって形は違いますが、この6人に共通しているのは、自分の感情や本音を表現するのが下手ということ。
そんな子たちが、初めて得た仲間を信頼し、次第に自分の感情をぶつけられるようになっていきます。
初めはたどたどしく、時には加減を間違えて言い過ぎたり…。
その様子が大変不器用で、傷つき傷つけながらではあるのですが、何かあるごとに結束を強め、無二の「仲間」となっていく様子に胸が熱くなります。
友達とちょっとうまくいかないな、とか、部活や行事で自分だけ足手まとい…みたいな感情を持ったことのある人はきっと刺さるのではないかと。
みんなこうなんだなぁと思えます。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
端場くんの成長を見て。
『BUTTER』の次に読むなら!
『BUTTER』が気に入った方におすすめの作品はこちらです。
河原和音『青空エール』
不器用といえばこちらもかなり不器用。高校球児×体育会系吹奏楽部
オノ・ナツメ『COPPERS』
部活でもないし仲間の絆でもないし、作品の雰囲気も大変スマートですが、「ままならない感じ」が共通しているので、こちらもおすすめしてみます
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!