【これ好き！】川田戯曲『推しが俺を好きかもしれない』のここがおすすめ

こじらせオタクとその推しの禁断恋（？）『推しが俺を好きかもしれない』をネタバレなしでご紹介します！
記事の最後には『推しが俺を好きかもしれない』が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。

『推しが俺を好きかもしれない』とは？

あらすじ

距離感のバグった推しとの関係にわたわたするオタクの話です。

こんな人におすすめ

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『推しが俺を好きかもしれない』のここが良い

光助のガチオタっぷりが清々しい

主人公の光助は本当に徳の高いオタクで、大好きな推しのU-Ka本人と接触してもブレないところが大変良い。

ざっくりまとめると、優等生の裏の顔を知ってしまい、口止めやら脅しやらで絡まれているうちになんやかんや親しくなるという、ラノベでよくあるアレなんですが、その過程でま～～ブレない(笑)

まず、推しの素顔を知っても、U-KaはU-ka、憂花本人はまた別という感じで、変わらず推し続けるメンタルが素晴らしいのですが、憂花ちゃん側から絡んでくるようになっても、ちゃんとかわすんですよね。
U-Kaがファンと遊んだりしたらまずいから…！みたいな感じで。

とは言え、大好きな推しにねだられるとちょっと揺らいでしまう男子高校生らしい部分もあったり、等身大で好感度の高い主人公です。

乙女な憂花ちゃんがカワイイ

一方の憂花ちゃん、人気ユニットのボーカルということで、さぞお高く止まっているのかと思いきや…口は悪いものの、努力家でふつうに良い子。
まぁ調子に乗ってはいるのですが(笑)

自分の素顔を知ってしまった光助のことも最初はかなり雑に扱うのですが、好きな気持ちが芽生えてきてからがとにかくカワイイ。

初めての感情に戸惑いながらも、「光助といっしょにいたい！」という感情をガンガンぶつけてくるところが恋する乙女でとっても良いんです。

口が悪くてへそ曲がりな性格とのギャップがたまらん。

駆け足ではありますが2巻でしっかりまとまります

たぶん２巻で完結で、テンポも良い作品なので正直物足りないな～という感じではあるのですが、全２巻で二人の感情を無理なく発展させてまとめているのがグッド！

だらだら引っ張ることなく、さくっと読めて楽しいラブコメです！

おわりに

最後まで読んでくださり、ありがとうございます！
初めは憂花ちゃん苦手だったのですが、読み終わるころにはすっかり虜に。
推しヒロインの一人です。とっても可愛いのでぜひ！

『推しが俺を好きかもしれない』の次に読むなら！

『推しが俺を好きかもしれない』が気に入った方におすすめの作品はこちらです！

三上こた『とってもカワイイ私と付き合ってよ！』

師走ゆき『多聞くん今どっち!?』

最後まで読んでくださり、ありがとうございます！