独特なおしゃれな雰囲気の漫画で知られるオノ・ナツメ先生。
中でも私がおすすめなのが『ACCA13区監察課』！
そんな『ACCA13区監察課』についてネタバレなしでたっぷりご紹介します。
記事の最後には「ACCA」が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。
『ACCA13区監察課』とは？
あらすじ
ドーワー王国・首都でACCA本部・監察課に勤めるジーン。突如監察課の廃止を告げられ、最後の出張として農業で栄えるファーマス区へ発ったが…
架空の世界の王国・ドーワーを舞台とした物語。
王国は13の自治区に分かれ、全区をまたぐ統一組織として「ACCA」が存在します。
警察・消防・鉄道など国の様々なインフラを担う、国家公務員のようなものですね。
そのACCA本部で、13の自治区が適切に運営されているかを監察する「監察課」の人々がメインになっています。
こんな人におすすめ
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第1話丸々読めます！！
「ACCA」のここが好き！
おしゃれな雰囲気
『ACCA13区監察課』の魅力はおしゃれなことだけではないんです。
…ないんですが、やっぱりこのおしゃれな雰囲気が好き！！
コマ一つひとつがおしゃれ。壁に貼りたい。
絵柄や台詞まわしだけでなく、キャラクターたちに独特の色気があって、たまりません。
苦味のあるストーリー
しかし、「ACCA」はもちろんただのおされイラスト漫画ではありません。
ただ自分の職務を全うしようと努めるジーンの裏で、陰謀の影が見え隠れ。
骨太ストーリーでしっかり読み応えもあるんです。
陰謀、願望、欺き、それでも人を信じようとする心。
様々な人の思惑が交差し、苦みのある物語となっています。
謎に次ぐ謎でテンポよく進む
主人公・ジーンのまわりで起きる謎、謎。
ジーンが心の内をぺらぺら喋るタイプではないので、何が起きているのか、ジーンは何をどこまで知っているのかが全くつかめません。
だから続きが気になって仕方ない…！
キャラが多い！
これは個人的な好みですが、キャラクターがたくさん登場する作品が大好きなんです。
『ACCA13区監察課』は、ACCA本部監察課メンバー、13区に散らばる監察課リーダーたち、ACCA13区の支部長に、ジーンが視察先で出会う各区の人々などなど、とにかく登場人物がもりだくさん。
しかもその一人ひとりがすごく魅力的だし、何よりちゃんと「生きている」感じがする。
個性豊かなキャラクターたちが作品に奥行きを出しています。
ご飯が美味しそう…
オノ・ナツメ先生の作品は全部食べ物が美味しそうなのですが、特に「ACCA」は食べ物がめちゃくちゃ出てくる…！
キーアイテムとも言える食パンに、ケーキ、ハンバーガー。本当に全て美味しそう。
美味しそうな食べ物で癒されたい方にもおすすめです(笑)
ハマった方は、スピンオフ集も！
本編から独立した内容として、スピンオフ集『ACCA13区監察課P.S.』が2冊出ています。
本編完結後に出ているので読まなくても大丈夫ですが、「ACCA」の世界観にハマった方は絶対楽しめるのでぜひ！
おわりに
最後まで読んでくださってありがとうございます！
ちなみに私は、監察課メンバーだとコルリ推し。伸び縮みする体型が可愛い愛されキャラです。
「ACCA」の次に読むなら！
「ACCA」が気に入った方におすすめの作品はこちらです。
オノ・ナツメ『BADON』
その名の通り、バードンが舞台のスピンオフ。ヤッカラの元ならず者たちが主人公で、ACCAのメインキャラは基本出てきませんが、この世界観が好きな人はぜひ続けて読むと良いかなと
オノ・ナツメ『COPPERS』
同じオノ・ナツメ先生の大人の群像劇といえば『COPPERS』！
キャラデザに癖がありますが、すぐ慣れますよ～
田辺イエロウ『結界師』
しがらみとか組織のあれこれとか、ややこしい話に惹かれる人は『結界師』をぜひ…！
ただの少年漫画ではありません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
表紙のジーンがおしゃれすぎる…
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