ショーハショーテン10巻も熱かったですね!!最高でした!!
ということで感想書きます!!
感想!
天片の集大成!
いや~~正直ですね、他の出場者たちが笑い的にも背景エピソード的にも強すぎるじゃないですか。
その上しばらく天片メイン回なかったので、主人公だけど影薄い…というか、これ天片回来ても感情移入できないんじゃないか〜?とか思っちゃってました。
全然そんなことなかったです、ごめんなさい。最高でした。
みずはちゃんのエピソードをここでこう使うか!っていうのもすっごく良かったんですけど、何より絶サンへの大イジワルね…!
ここまでの全部の流れを絶サンへの刃として使うっていうのが本当に最高すぎ!
天才すぎるでしょ浅倉先生…。
畦道の主人公力に改めて感動しました。
あと、個人的にはいわしつよし大好きなので、彼らの奮闘が無駄にならなかったのももう嬉しくて!!
良かったね望月くん…!

ところですごい深読みして考察してた、みずはちゃんの「一番最後のコンビ」がただの勘違いで済まされてて恥ずかしかった…笑 でも絶サンじゃなくて本当に良かった…
絶サンこう来るか!
そして唸ったのが絶サンの背景…。
ここまでどのコンビの掘り下げもちょっと良い話で来てました。
だけど絶サンだけは、どんなエピソードが出て来てもぜってえ許さねえと思っていたのですが…こう来るか!
さすが浅倉先生、裏切らない…!
ナチュラルボーン1軍と思いきや、人造1軍だったか!
これ個人的にめちゃくちゃ納得。これまでの話が全部繋がりました。
例えば「絶サンは1軍のくせに面白い」という話がありましたが、考えて狙って1軍やってるならそれも当然。
「考えてる1軍」の2人って、要するに空気のコントロールができるってことなんだろうなと。
中が鍛えられていたのは、空気を作る能力というか、そういう「雰囲気」。
今まで中の言動がふつうに気味悪いとしか思えなくて。
ただ、周囲の反応的に、「顔が良いから」で全部済まされてきたんだと思ってたんですが。
そうではなくて、「気持ち悪い」ではなく「可愛い!」になる空気を自分で作ってきたわけなんですね。
読者には分からんわけだ。いや上手いな~。
そしてこれって、つまり舞台向きというか、賞レースに強いんだろうなと。
高校お笑い界で一番面白いのは?に対して圧倒的に名前が挙がるわけではないのに、高校お笑い界「最強」と言われているのはつまりそういうことなんだろう。
面白いというよりも「強い」。
全く面白くない焼き芋先輩いじりがウケたのも、そういう空気を作れたからなんだな~。
ということは、今回畦道の策はいったんハマったけど、ここで終わりではないんだろうなとも思います。
またうまく空気を作り変えてしまうんだろうな…。
ラストのあれは強がりではないなと思いました。
思った以上に狙って考えてる人間だったので、たぶん大神田の「お前らのネタ見てなかった」はハッタリで、何かしらの対策済みなんだろうし。
さすがにここで絶サンが優勝して終わり…なんていうバッドエンドはないと思うけど、
もう畦道含め他の出場者の出番は終わってるので、誰も何も手出しできないわけで。ここからどういう展開になるんだろうなー。
単なる自滅は面白くないと思うけど…個人的には最後に太陽の見せ場がほしいかな~とか。
ここまで本当に毎回楽しませてもらったので、最終巻も神展開が待っているとしか思えません。
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございます!
望月くんの5軍Tほしいです。