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【怖がりさん非推奨】グロい方の辻村深月作品リスト

【エグいです】<黒>辻村深月作品リスト 一般文芸
一般文芸
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生粋のビビリの私が厳選する、エグくない!グロくない!安心安全の辻村深月先生作品についてはこちらの記事で紹介しました。

一応、念のため、選外となった「エグい」方の辻村深月先生作品もご紹介したいと思います。
なぜ選外にしたのかにも簡単に触れていますので、ご興味のある方はご覧ください。

※ネタバレ防止のため、「NGポイント」には本文の内容と比較して正確ではない表現を使う場合があります。

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この記事で紹介する作品

下記の条件に当てはまる、怖がり読者NG作品を私の主観でリストアップしています。

  • ホラー
  • 殺傷シーンなど、直接的なグロい表現がある
  • 幸せとは言い難い性的シーンがある
  • 直接的エロ・グロ以外にも、読んでいて辛い内容や、苦手な人が読んだときにトラウマになりそうなえぐい内容がある
えしゃ
えしゃ

逆に心臓が強い方にはおすすめ…かも?
トラウマものの作品もあるので、怖がりの方は自己責任でお願いします…!

怖がり読者非推奨の辻村深月作品一覧

冷たい校舎の時は止まる

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000204536
NGポイント
  • ホラーテイスト
  • ややグロい
えしゃ
えしゃ

ただし面白いです…っ(怖くて再読はできなかった)。

子どもたちは夜と遊ぶ

大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱(あさぎ)だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番ーー」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000204763
NGポイント
  • グロい(連続殺人の話)
  • ラストまで苦しい…

凍りのくじら

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000204914
NGポイント
  • 幸せでない性的シーン
  • 全体としてエグめ
えしゃ
えしゃ

これについては迷うところ。
すごくエグいわけではないのですが…「エグくない!」と太鼓判を押すのも違うのかな、ということで選外になりました。
怖がりの方でも読めるレベルだとは思います。

ぼくのメジャースプーン

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205043
NGポイント
  • 殺傷シーン
  • テーマがグロい

太陽の坐る場所

高校卒業から10年。元同級生たちの話題は、人気女優となったキョウコのこと。クラス会に欠席を続ける彼女を呼び出そうと、それぞれの思惑を胸に画策する男女たちだが、1人また1人と連絡を絶ってゆく。あの頃の出来事が原因なのか……?

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167817015
NGポイント
  • 思春期の痛々しさ、それを引きずる大人たち…と全体的にエグい
えしゃ
えしゃ

こちらも特別グロいシーンがあるわけではないので迷ったところですが、「エグくない!」と言い切るのは違うな、ということで選外にしました。

ふちなしのかがみ

冬也に一目惚れした香奈子は、恋の行方を知りたくて禁断の占いに手を出してしまう。鏡の前に蝋燭を並べ、向こうを見ると――

https://www.kadokawa.co.jp/product/201110000574/
NGポイント
  • ホラー
  • 短編集ですが全編怖いです

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205935
NGポイント
  • 殺傷シーン
  • 全体的にエグい

オーダーメイド殺人クラブ

「私を殺してほしいの」中学2年生の美少女・小林アンは、同じクラスの「昆虫系」男子・徳川にそう依頼する。ふたりは被害者と加害者として「特別な存在」となる計画を進めるが…。

https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-745313-3
NGポイント
  • 殺傷シーン
  • 全体的にグロい(自殺がテーマ)

水底フェスタ

彼女は復讐のために村に帰って来た――
過疎の村に帰郷した女優・由貴美。彼女との恋に溺れた少年・広海は彼女の企みに引きずり込まれる。待ち受ける破滅を予感しながら…。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167901578
NGポイント
  • 幸せとは言えない性的シーン
  • 殺傷シーン
  • 全体的にエグい

鍵のない夢を見る

どこにでもある町に住む、盗癖のあるよそ者の女、婚期を逃した女の焦り、育児に悩む若い母親……彼女たちの疲れた心を待つ落とし穴。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167903985
見出し
  • 話によりますが全体的にエグい

盲目的な恋と友情

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。

https://www.shinchosha.co.jp/book/138882/
NGポイント
  • 幸せではない性的シーン
  • 殺傷シーン
  • 最初から最後まで苦しい

朝が来る

親子3人で平和に暮らす栗原家に突然かかってきた一本の電話。電話口の女の声は、「子どもを返してほしい」と告げた――。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163902739
NGポイント
  • テーマが重い(10代妊娠など)
  • 幸せとは言い難い性的シーン

きのうの影踏み

あるホラー作家のもとに送られてきた手紙には、存在しない架空の歌手とラジオ番組のことが延々と綴られていたという。編集者たちの集まりによると、チェーンメールのように、何人かの作家にも届いているという。かくいう私にもその手紙は届いていた。その手紙のことを調べるうちに、文面の後ろのほう、文字が乱れて読み取れなくなっていた部分が、徐々に鮮明になってきている……。ある日、友人作家が手紙のことで相談があると言ってきた。なんと、その手紙、サイン会で手渡しされたという。誰がその人物だったかはわからない。けれど、確実に近づいてきているーー。

https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000405/
NGポイント
  • ホラー

噛み合わない会話と、ある過去について

大学の部活で仲のよかった男友達のナベちゃんが結婚するという。だが、紹介された婚約者はどこかズレていて――。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000355969
NGポイント
  • 全体的にエグい

傲慢と善良

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。
その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。

https://publications.asahi.com/gouman/
NGポイント
  • 全体的にエグい
えしゃ
えしゃ

こちらも特にグロいシーンなどはないので迷いました。実際面白いですし…。
ただ、やはり「エグくない」とは言えないので選外に。

琥珀の夏

かつてカルトと批判された〈ミライの学校〉の敷地から発見された子どもの白骨死体。弁護士の法子は、遺体が自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎをおぼえる。小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿。そこには自主性を育てるために親と離れて共同生活を送る子どもたちがいて、学校ではうまくやれない法子も、合宿では「ずっと友達」と言ってくれる少女に出会えたのだった。もし、あの子が死んでいたのだとしたら……。
30年前の記憶の扉が開き、幼い日の友情と罪があふれだす。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163913803
NGポイント
  • 全体的にエグい
  • 殺傷シーン
えしゃ
えしゃ

勢いがすごくてめちゃくちゃ面白いのですが、まぁエグいです。
小さなお子さんがいる方は特に辛いと思います…。

『闇祓』

「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322104000675/
NGポイント

・ホラー

えしゃ
えしゃ

連作短編集形式で、まとめの最終章がすごく面白い作品です。
ホラーであることを除けば、辻村深月先生のファンが絶対好きなやつ。ホラー耐性ある方はぜひ。
読後感も思っていたより悪くない…です。

おわりに

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
繰り返しになりますが、ビビリの自分としては、この記事で紹介していない方の「エグくない」作品がイチオシです!
ただ、今回の記事で紹介した作品には、時間が経っても忘れられないものが多いのも確か。
グロ耐性のある方は必ず楽しめる作品があると思います!(ただし自己責任でお願いします!笑)

プロフィール
えしゃ

えしゃ(@shallot0147)と申します!
・ラブコメ好き。少女漫画とラノベが大好きです!
・雑食&乱読
・好きなジャンル:ラブコメ、広義のミステリー、ローファンタジーなどなど
・愛読書:辻村深月『名前探しの放課後』
・推しキャラ:佐藤こはる(塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い)

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