『楽園ノイズ』8巻、今回も良かったですね!!ということで、ネタバレ感想です。
感想!
退学の流れにならなくて良かった、ほんとうに良かった
いやなんかもう今回はこれに尽きます。
退学しなくて良かった…!
7巻で真琴くんがPNOを抜けるイメージをほんのり具体的に持ち始め、読者としてはさみしいけど仕方ない…しかしさみしい…みたいな感じでした。
ここからこの寂しい流れが続くのか…?というのは危惧していたところだったので、さっそく8巻のテーマが「退学するか否か」でうわぁぁぁぁぁぁぁとなったのでした…。
高校生活エンジョイするのが正義!引きこもりは悪!とは思わないですし、半分芸能人みたいなものですから、確かにふつうに高校通っている方がおかしいくらいかもしれないですが、
それでも、やっぱり退学はしてほしくなかったんです。真琴くんには。
真琴くんのことは心から大大大好きなのですが、彼どうも後ろ向きになったときに内に内にこもりがちなところがあると思っていて(まあそこも可愛いんですが)、
自分でも言ってますがあまり社会に適応しているほうでもないので、結構いろいろすぐ面倒くさくなって、全部切っちゃえば楽になるな~っていう方向になりがちだと思うんですよ。
いろいろ考えた上での決断なら全然構わないんですが、退学すべきかどうか考えるのすらだるい…やめちゃえば考えることが一つ減る…みたいな感じでは決めてほしくないな~と思っていて。
なので今回、終盤まで本当にハラハラしました…。
先生たち頼りにならない…
あと周りの大人の対応も良くないな~と思って!今回!
拓斗さんとかキョウコさんとか、業界の人が無邪気に「まだ高校行ってるの?」みたいなノリなのは良いんですけど、高校の先生たちですよ。
進路指導の先生はともかく、担任の先生、これ生徒から理解ある大人だと思われたいだけですよね?なんにも考えてないよね?
知りもしないこと知ったような顔して「村瀬には高校も大学も就職も必要ないもんな~」と決めつけるのはどうなのか。
音楽業界の人が言うのとは全然意味が違う。
この点はちゃんと自分の知識の中で話している進路指導の先生のほうが(ちょっと押し付けがましいとこはあったけど…)誠実だよなぁと思いました。
ただまあどちらにしても真琴くんにとっては面倒なことが増えているだけ、って感じで全く響かずでしたね。
お父さんも普段からあんな感じなんでまあ頼りにならないし、頼れそうな華園先生には見栄張ってヘルプ出さないし(こういう面倒くさいところが好きなんですが)。
強いて言えば茉理ちゃんは良かったかな~。率直に自分の実感を話してくれてたので私はぐっときた。
しかし、こういう大人たちの言葉がいまひとつ響かないままどんどん沈んでいくので、これ大丈夫か…!?と思っていたんですが、最後良かった~~~!
青春小説として最高の着地
何も期待していなかった学校が、実は最高の場だということに自分で気付けた…という流れ、とてもとても良かった!
あまり小うるさいことは言いたくないけど、やっぱりラノベって子どもが読むものだから、安直に学校辞めるのを是とするのもおかしいよな…という気持ちが大人としてはあって。
だから、学校辞めなかったし、それも周りがうるさいから納得してないけど渋々、とかではなくてちゃんと自分で理由を見つけられて良かった。
迷惑ファンに総出で対応してくれる学校、良すぎ!
真琴くん自分で友だちいないな~とか言ってぼんやりしてたけど、明らかにみんなに愛されてるよ!!大丈夫!
ちゃんと学校行くことに価値を見出して、楽しいと思って通ってくれるようになって、本当に良かったです。
残りの高校生活半分、良い思い出と経験になると良いなぁと思います。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
なんか表紙の選抜で若干伽耶ちゃんが優遇されている気がするようなしないような…そろそろ詩月ちゃんのメイン表紙ください。
