ちょっと前まで講談社の「Palcy」って使い方がよく分かんなくて全く使ってなかったんですけど、たまたま「Palcy結構使ってる」という人の話を聞きまして。
しばらく重点的に使ってみたら確かにめっちゃ使えた…!
少女漫画好きでPalcy使ってないのは正直もったいなさすぎる!!
ただ他の漫画アプリと比べて癖が強いので、私と同じく「Palcyよく分からん」な方向けに特徴をご紹介できればと思います。
Palcyの特徴
基本のシステムはふつう
癖が強いと言っても、基本のシステムは至ってふつう。
作品ごとに1日1枚チケットが配布されて、1チケットで1エピソード(雑誌掲載時の1話を2~3分割したもの)が読めます。
他の出版社の漫画アプリや総合漫画アプリでもメジャーなスタイルなので、ここは特に違和感ないかなーと思います。
無課金開放期間が癖あり
問題は、その配布チケットで読める作品がめちゃくちゃ限られていること。
以前の私はここがよく分からず、「読める作品全然ないじゃん」と思ってすぐに使わなくなったのでした。
しばらくちゃんと使ってみて分かったのですが、ざっくり言うと「連載中の作品はチケット使える無課金開放」「完結すると課金読み」ということみたいです。
いやふつうと発想が違いすぎる…!
ふつうは完結済みの古い作品が無課金開放されて、連載中の最新作は出し惜しみされるじゃないですか。
違った…!
しかも、最新刊は課金読みのアプリが多い中、単行本収録前の話まで無料で読ませてくれるという謎の太っ腹っぷり。
神か?
ただしその代わりに、完結してしばらくすると(1ヶ月くらい?)、第1話除くすべてのエピソードがチケット使えない課金読みになる模様。
Palcyオリジナル連載すら例外なしみたいなんですよ。これが以前よく分からなかった点。
ただそのまま一生課金オンリーではなく、毎月数作品だけ無課金開放されます。
1ヶ月だけですが、最終巻まで無課金で読み切れるというわけです。
(1ヶ月で読み切るためには毎日付与されるチケットだけでは足りないのですが、そこも上手いことなってます…後述)
読むタイミングを自分で決められないが…
というわけで、Palcyを無課金で使う場合、こういう使い方になります。
- 連載中作品を追いかける
- 毎月無課金開放されている作品を楽しむ
なので、「友だちから勧めてもらった〇〇を読みたいな」とピンポイントで目当ての作品がある場合、Palcy使えねーな…ってなるんですが、
「暇つぶしに何か読みたい」みたいな気持ちで来るとかなり使えます、Palcy…!
読みたいものを読むのではなく、Palcyが読ませてくれるものを読むという感じですね。
そして、読むタイミングを自分でコントロールできない代わりに、割と太っ腹です。
考え方次第ですが、最終巻は無課金開放しない出版社が多い中、期間が限られるとはいえ無課金で一気読みさせてくれるというのは結構親切な方かなぁと個人的には思います。
また、かなりの人気作でも雑誌掲載の少し遅れで読ませてくれて、最終巻発売直後にアプリで無償で読み切らせてくれるというのは、いろいろ世知辛いご時世になんか優しすぎて涙出てくる。
なんでもいいから漫画読みたい!っていう方には本当におすすめです。
広告見なくてもチケットもらえる(優しい)
あと個人的に意味分からないのが、ログインするだけで追加チケットもらえたり、漫画読んでるだけでチケットもらえたりするところ。
ふつうはなんらかのアクション、だいたいは広告見ないと追加のチケットやコインはもらえないと思うのですが…。
アプリ使ってるだけでチケットもらえるって優しい世界すぎる。
収益大丈夫なのか…?
まぁ、開放期間を区切っていることで、結局コミックス買う人が多いのではないかと推察します。
(私もPalcy使い始めてから、前より明らかに講談社作品が本棚に増えてきてます…)
というわけで、先に説明した1ヶ月無課金開放の場合、ふつうに100エピソードとかあったりするので、1ヶ月分のチケット30枚では読み切れないのですが、
このログインやらなんやらで追加チケットが結構溜まるので、チケット足りなくて困るということはそんなにないかと思います。やさしい。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
考え方によってはPalcyほんと親切なので、私のように食わず嫌いの方はぜひ一度DLしてうろうろしてみてほしいです…!