最近HJ文庫で好きな作品が増えてきたので、5作品ご紹介します!
HJ文庫のおすすめ5選
午前の緑茶『俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい 〜バイト先の相談相手に俺の想い人の話をすると彼女はなぜか照れ始める〜』
すれ違い系両想いラブコメ。
お互いに好きな人とバイト先の同僚と別人と思い込んだまま恋愛相談するという、ただそれだけの話なんですが、2人の無自覚のろけが激甘で溶けそう(笑)
ちょっとでも好きな人に対し批判的なことを言われると、「彼女を悪く言わないでください!」と秒で反発するなど、意外と男らしい主人公がグッド…!
カースト格差恋でもあるので、ラストはスカッとします。
雨宮むぎ『天才女優の幼馴染と、キスシーンを演じることになった』
出オチっぽいタイトルですが、結構真面目にお仕事していて、お仕事もの・芸能ものとして普通に読みごたえがある作品です。
よくある(?)お仕事キスで大騒ぎする系かと思いきや、そこはお互いさらっと受け入れていてさすがプロだなと唸りました。
幼馴染が国民的女優になったのに、自分は端役レベル…という状況で、まさかのラッキーチャンス到来。
念願の彼女との共演が叶うことに…という感じのお話。
芸能人としてかなり格差がありますが、必要以上に彼女と距離を置いたり卑屈になったりしないところがすごく良くて、チャンスを無駄にしないように頑張るところがめちゃくちゃ好き。
偽装カップルものとはまたちょっと違いますが、すでにキスを済ませた状態で、プライベートな関係がどう進んでいくのか楽しみですね~!
くれぐれもパパラッチには気を付けてイチャイチャしてほしいです。
結石『陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです』
一方こちらは直球のラブコメ。
罰ゲーム告白ということで抵抗のある方もいると思いますが、そういう胸糞系の話ではないので、騙されたと思って一度読んでみていただきたい…!
友人に煽られるまま告白した相手を本当に好きになってしまい、罪悪感に苛まれるヒロインがめちゃくちゃ真っ当な良い子で愛おしい。
主人公はいわゆるハイスぺ系で、サバサバした鈍感具合が良い感じ!
2人の関係性が本当に可愛くてドキドキする作品です。
岸本和葉『一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら』
定番のアイドルとの恋愛もの。
世話焼き系主人公が、生活力のない国民的アイドルにご飯を作ってあげたり甘やかしたり。
アイドル業の邪魔にならないよう、しっかり線を引く主人公の姿が立派で信頼が置けるんですが、でも女の子側からするとちょっと物足りない…そんな甘酸っぱさが魅力です。
真面目な彼がアイドルという壁を超えてしまうほどの恋心を抱えるようになるのか、それともアイドル側が我慢できなくなるのか。
どちらにしても先の展開が楽しみでなりません。
雨宮和希『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』
タイムリープ青春ものの名作と言えばこちら!
高校入学直前にタイムリープし、過去の失敗を繰り返さぬように高校デビューをばしっと決める夏希。
大学までで培ったスキルを総動員して、嫌われ者ぼっちから学年の人気者に変身するのが鮮やか。
当然モテまくるわけですが、ヒロインたちがバチバチするのではなく、友情を育みながらそれぞれの恋にまっすぐ進んでいくところが切なくて尊い…。
個人的には恋愛面よりも友情が熱い作品なので、そのへんに弱い人はぜひ読んでみてほしいです。
あと、主人公は根っからの善人で、モテまくるのもやむなしな人格者です!
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
HJ文庫のラブコメは主人公がハイスぺで良いやつなことが多い気がする。好きです。