図書館で一度借りただけの絵本雑誌をもう一度読みたい…と思ったら全然見つからず、最終的に執念と根性で無事探し出すことができました。
同じようなことでお困りの方のヒントになればと思い、発見までの経緯を記録します!
(ただ最終的には割と運の部分が強いです)
事の発端
発端は、2年ほど前に図書館の絵本雑誌コーナーで借りた1冊の絵本。
ティラノサウルスの赤ちゃんが生まれて一人前になるまでを描いた、少しシビアな物語でした。
しばらく忘れていたのですが、別の作品を読んだときに「そういえば」と思い出し、また読みたいなぁとなり。
さっそくもう一度借りようと思ったのですが…
軽い気持ちで探し始めたら思わぬ苦戦
さて、その時点で覚えていた情報は以下の通り。
- 恐竜(ティラノサウルス)の赤ちゃんが主人公
- 作中「ティラちゃん」と呼ばれている
- エドモントサウルスとアンキロサウルスが出てきていた
- 絵柄はデフォルメなしのリアルなタッチ
- 巻末に恐竜の紙相撲(?)の型紙がついていた
- タイトルは覚えていない
- 何の雑誌だったかも分からない
- おおよその読んだ時期は分かるが、作品自体が何年の何月号かは不明
まあこれだけヒントがあればすぐ見つかるでしょ!と無邪気に思っていました…最初は…
google検索でヒットせず
まずはとりあえず「恐竜 絵本」とか「ティラノサウルス 絵本」なんかで検索してみましたが、なにしろ該当する作品が多すぎる…。
恐竜ものは絵本の一大ジャンルですし、感覚的にはその大半の作品にティラノサウルスが出てきます。
ティラノサウルスが有名すぎるのです。
「異世界転生 ラノベ」で検索しているようなものです。探し出せるわけがありません。
これがカルノタウルスやゴルゴサウルス、いやせめてアロサウルスなら…ていうかティラノサウルス以外ならなんでもいい、なんでティラノサウルスなんだよ…
などと思いながらいったんgoogle検索は諦めました。

そして後述しますが、仮にどんなレア恐竜だったとしても、google検索で見つけるのはまず無理だったのです…
図書館サイトでも探し出せず
ということで考え方を変えて、借り出した図書館のサイトの方で探すことにしました。
処分されている可能性もありますが、ほぼ確実にこの中に答えがあるはず。
しかし、こちらでもタイトルを覚えていないのが仇に。
タイトルに「恐竜」が入るものは多すぎるし、「ティラノサウルス」でもだいぶ厳しい…。
それでもそれっぽいタイトルは虱潰しに見ていきましたが見つけられず、発想を変えて、タイトルではなく説明文にレアな内容(覚えている他の恐竜名や主人公の名前)がないかを調べてみたのですが、こちらはヒットしませんでした。

そして、そもそも検索ではヒットしないということも、また後に分かるのでした…
さて、これを読んでいる方は、「履歴見れば一発じゃん!」と思われると思います。
私もそう思いました。
しかし、その自治体だけなのかなんなのか分からないのですが、図書館サイトでは「今借りている本」は分かっても、過去の貸出履歴は確認できなかったのです…。
ここで詰み。
ひょっとするとカウンターで聞けば教えてくれたかもしれませんが、間が悪いことにその借り出した図書館のある地域からは引っ越し済みで(貸出アカウントは残っていたのですが)、さすがにそのためだけにわざわざ行く気にはなれませんでした。
そもそものそもそも、その図書館に行けば、開架であっさり発見できる可能性が高いのですが…現場に行けないのでやむなし。
あの手この手で迷走
というわけで、ここからかなり迷走します。
当然、今住んでいる地域の図書館で絵本雑誌のバックナンバーを一通り見ましたが、見つけられず。
他にも、ありとあらゆる絵本雑誌のサイトでバックナンバーを調べたり…フリマアプリで検索したり…
どれも見つかりません。
果ては、絵のタッチが似ている気がする絵本作家さんのお名前で調べたり。
(ちなみに、これはなかなか良い線をいっていたのではないかと思います。
というのも、恐竜の絵本ってたいがいデフォルメされているので、リアルなタッチの恐竜を描く作家さんはそんなにいらっしゃらないと思われるのです)
どれも見当外れだったわけですが…。
「絵本雑誌」の特殊性
ここまで読んでいただけると何となく察せられると思うのですが、ここまで苦戦したのは「絵本雑誌」というものの特殊性によります。
ここで「絵本雑誌」と呼んでいるのは、一般的な絵本のようにハードカバーではなく、月刊などで発行されているもののことです。
「月刊絵本」という呼び方が一般的かも。
そしてこの絵本雑誌の、ふつうの絵本、あるいは雑誌とも異なる点として、一般に流通しないものが多い、ということがあげられます。
本屋さんでは買えないのです。
「こどものとも」「かがくのとも」は店頭でも買えるようですが、「チャイルドブック」や「がっけんかがくえほん」「キンダーメルヘン」「こどものくに」などは出版社と年間契約で購入するしかないようで。
本・雑誌というよりは通信教材をイメージしてもらう方がしっくりくるかもしれません。
そしてこの特徴により何が起きるかと言うと、びっくりするほどネット上に情報がないのです。
アマゾンなどに商品ページがないのはもちろん、出版社の公式サイトにバックナンバーの情報が全くないこともザラです。
いくら中身の内容を覚えていても、そもそもネット上に情報がないのですからヒットするわけがありません。

見ていた図書館サイトの方も、雑誌名でしかヒットしかないことが後に分かったのでした…
雑誌名か、正確なタイトル、そのどちらかは覚えていないと話になりませんでした。
奇跡的に探し出せた
問題は雑誌名すら分からなかったことです。
だいたいの大きさ・形は覚えていたので、例えば形が横長のものなんかは違うことは分かりますが、そこから意外と絞り込めません。
バックナンバー一覧が公開されているものは弾けましたが、そこまでです。
というわけで、ここまで調べたところで、もうご縁がなかったものとして諦めかけていました。
しかしある日奇跡(としか言えない!)が起きたのです…
奇跡と根性で決定的な情報を発見
スマホの容量がいっぱいになってきたので、写真を整理しようとカメラロールを見ていたときのことです。
室内で撮った写真に、意外と本が映り込んでいることに気が付きました。
図書館用のトートバッグから表紙がのぞいていたり、読み止しの本がぽんと机に置かれていたり。
…もしかして、とは思いませんでしたが、確認してみてもいいかな、とは思いました。
すると、果たして、あったんです。
例のずっとずっと探していた本が!小さく!映り込んでいたんです!!
すぐさま必死で写真を拡大。
雑誌名は読み取れませんでしたが、辛うじてタイトルが分かりました。
「たたかえきょうりゅう」と書いてありました。
無事再会…!
そこからは速かったです。
google検索では無関係の絵本が出てきてしまいましたが、下の方を掘っていくとちゃんと出てきました。
「がっけんかがくえほん」2022年3月号、でした…!
ぶっちゃけこれはかなり意外でした。
物語絵本を出しているシリーズではないと思い込んでおり、最初に弾いていたのです。くやしい。
ここまで分かれば勝ったも同然。
無事再会することができたのでした。
今後の自衛策
この一件で、見失った絵本雑誌は探すのがまじのまじで大変ということが骨身にしみました。
もし図書館で絵本雑誌を借りて気に入った場合は、以下の策でこういった無駄な苦労を回避できるのではないかと思います…!
- 返却する前に出版社からバックナンバーを買うなりフリマアプリで落とすなりして入手する(返却する前に、がポイント!)
- 最低限、雑誌名と年月は控えておく(絵本としてのタイトルは「サブタイトル」くらいの扱いなので検索にかかりにくいため、雑誌名が必須)
すでに似たようなことでお悩みの方には役に立たない情報で恐縮なのですが…何かのとっかかりになれば幸いです!
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
しかし、結構面白い作品が月刊誌として消費されて、その瞬間以降はほとんど読まれないというのは…ちょっともったいない気がしますね…。
がっけんかがくえほんは書籍化の道もないっぽいですし残念です。

探し求めていた作品の表紙を記念に貼りたいのですが貼れないので(ネット上に情報がないから…)、代わりに私の推し恐竜絵本でも…
