塩対応男子とポンコツOLの甘い恋! 『甘党男子はあまくない』(通称「甘あま」)ネタバレなしで紹介します。
記事の最後には「甘あま」が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。
『甘党男子はあまくない』とは?
あらすじ
こんな人におすすめ
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「甘あま」のここが良い
甘い!(あまくなくない!)
「あまくない」というタイトルですが、異議あり。
甘いです。
お隣の佐久間さんは確かにぶっきらぼうで言うことがストレートで一見とっつきにくいのですが、逆に褒める方向にもストレート!
胡桃ちゃんの残念な恋愛には厳しいですが、お菓子作りの才能は最初から認めているので、とにかくめちゃくちゃ褒めてくれます(お菓子を)。
これだけ褒められれば自己肯定感も上がるというもの。
読んでいて気分が良いです(笑)
で、お菓子を褒めてくれるけど本人には厳しい…と思いきや、それがだんだん愛のある厳しさになっていくんですよ。
分かりにくいんですけど。
ダメ男ホイホイの胡桃ちゃんを真剣に心配する様子にキュンとします。
ピュア社会人恋愛
主人公が社会人ですが、恋愛の生々しさはあまりありません。
なんといってもピュア…。
高校生ばりにゆっくり進展する恋模様がもどかしく、でも可愛い。
でも、形にこだわらず、いっしょにいる時間を大切にする様子は逆に大人の恋だなぁという感じもしたり。
2人の間の心地よい空気感がとても良いんです。
胡桃ちゃんのお菓子作り愛!
そして、やはり特筆すべきは、胡桃ちゃんのガチお菓子作りですね。
一つひとつの工程に手間をかけ、時間をかけ、お菓子と向き合う姿が本当に楽しそうで。
食べるためでも食べさせるためでもなく、ただただお菓子を作るのが大好きという気持ちが伝わってきます。
お菓子への愛のある作業工程が素敵で、ついつい読み入ってしまいます。
途中「スイーツ女子(笑)」と誹られるところもあるのですが、そういう女子力的な対外アピール系のものではなく、単なるお菓子作りオタクととらえていただきたい。
「お菓子作りが趣味の女子ねぇ…」と思う方!
想像されるような子じゃないので、騙されたと思って一度読んでみてほしいです。
きっと胡桃ちゃんのお菓子が食べたくなるはず。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
読むときは、バターたっぷりの焼き菓子をお供に用意しておくと良いかと!
「甘あま」の次に読むなら!
「甘あま」が気に入った方におすすめの作品はこちらです。
編乃肌『世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。』
褒め殺しといえばこちら
青木祐子『これは経費で落ちません!』
残念じゃないOLはこちら
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!