城平京先生の人気作「スパイラル」シリーズから、本編『スパイラル~推理の絆~』の前日譚にあたる『スパイラル・アライヴ』をネタバレなしでご紹介します!
記事の最後には「アライヴ」が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。
『スパイラル・アライヴ』とは?
あらすじ
こんな人におすすめ
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「スパイラル」シリーズ
『スパイラル・アライヴ』の時間軸は、『スパイラル~推理の絆~』の2年前。
鳴海清隆が失踪する前のお話を描いています。
「推理の絆」と同じく、作画は水野英多先生が担当されています。
時間軸的には「アライヴ」が先ですが、内容的には「推理の絆」が本編。
「推理の絆」→「アライヴ」の順で読むのが良いです。
「アライヴ」のここが魅力!
「推理の絆」の不条理さはそのままに、よりドライな雰囲気
「推理の絆」でお馴染みのトンデモ理論構築はそのままに、「アライヴ」はよりドライな雰囲気。
ウェットな「推理の絆」も良いけど、ドライな「アライヴ」も良いんだよなぁ。
ストーリーも比較的シンプルなので、「アライヴ」の方が万人受けな感じです。
伊万里が結局最強!
ラブコメ風のノリで始まった「アライヴ。
連続殺人をテーマにしたラブコメですが(^^;
伊万里のうっとうしいほどの愛が結局強いんですよ。
最初から最後までラブストーリーとして貫き通したところ良い!
ブレチルの活躍は必見です!
推理の絆では途中からあまり出番がなくなってしまったブレチルたち。
「アライヴ」では、またメインキャラとしてたっぷり出てきます!
彼らの有能っぷりが気持ちいい。
1巻は序章で2巻からが本番です!
連載の経緯としては、「推理の絆」連載中にスピンオフとして「アライヴ」の連載が始まったものの、作業量的に無理があったのか、途中で休載。
「推理の絆」完結後に、ガンガン本誌で改めて連載が再開しました。
1巻は「推理の絆」で言うと、香介・理緒編のあたりで連載されていました。
1巻の時点では、本編「推理の絆」の方でもブレチル関係はまだ謎に包まれていたので、「アライヴ」でも核心に触れない内容です。
一方2巻以降は「推理の絆」で明かされた事実を取り入れているので、かなり別作品の趣です。
ただ、1巻と2巻は上手いこと繋ぎ合わされているので、内容的には一つの作品として楽しめます。
1巻は長いプロローグと思っていただければ…!
おわりに
ちなみに「推理の絆」のあの人もちょこっとだけ出てきます!
推理の絆ファンの方はぜひお確かめください。
『スパイラル・アライヴ』の次に読むなら!
『スパイラル・アライヴ』が気に入った方におすすめの作品はこちらです。
高木ユーナ『不死身ラヴァーズ』
「アライヴ」もやばかったけど、ヤバイ恋の話といえばやっぱり『不死身ラヴァーズ』
遠藤達哉『SPY×FAMILY』
暗躍する人々のかっこよさにやられた人は、『SPY×FAMILY』もぜひ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!