ピュアで不思議な友情が可愛い!『黒歴史クラブ』の魅力をネタバレなしで紹介します。
記事の最後には『黒歴史クラブ』が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。
『黒歴史クラブ』とは?
あらすじ
日々、ファンタジー世界の妄想を楽しんでいる中学生・えれな。ある日、自分の妄想の王子様そっくりの美少年と出会い…
こんな人におすすめ
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『黒歴史クラブ』のここが好き!
不思議な2人だけの空間
『黒歴史クラブ』は、自分の妄想そのままの王子様と恋に落ちるラブコメ…ではありません。
「中学生にもなって」妄想がやめられないえれなちゃんと、「中学生にもなって」動物への憧れを捨てられない友枝くん。
そんな2人が、秘密の隠れ家で自分の好きなことを思う存分好きなようにやる!
…というのが黒歴史クラブの活動内容です。
同じ趣味を持つ者同士で意気投合したわけではないのに、不思議と波長の合う2人。
お互いの趣味を理解し尊重し、たまに相手の趣味に付き合いつつ、自分の「好き」を貫いていきます。
2人の関係は、「好きな人」とか「親友」とかそういったウェットな名前がつかない、ただの「友だち」。
でも、ただの友だちだけど、お互いのことを分かり合っている2人の空間が温かくて心地よいんです。
生き辛さがちょっと軽くなる
大した取り柄もなく、趣味は妄想…というえれなちゃん。
分かりやすく輝いている同級生から軽んじられることも。
そしてそれらにしっかり気付いてしまう程度には、ふつうに繊細な女の子です。
まあまあ過酷な中学生社会ではなかなか生き辛く、序盤はかなり卑屈で心配になりますが…。
友枝くんといっしょに時間を過ごすうちに少しずつ開き直っていきます。
たった一人でも、自分を理解してくれる人がいることの重要性が沁みる。
これぞ青春ものの醍醐味…!
とにかく2人が美麗で可愛い
そして、何より2人の作画がとても良い!
友枝くんは、確かに妄想の世界から飛び出してきた王子様のような美少年です。
その憂いを帯びた表情にはハッとさせられますが、一方でピュアな中学生っぽい表情もあり、ギャップが可愛い!!
また、えれなちゃんも作画としてはめちゃくちゃ可愛いのに、
美少女という設定ではないことがちゃんと伝わる、この絶妙なバランスがすごい…!
そんな顔も中身も可愛い2人のやり取りににやにやが止まりません。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
ツノつけた友枝くんが可愛くてしかたないです。
『黒歴史クラブ』の次に読むなら!
『黒歴史クラブ』が気に入った方におすすめの作品はこちらです。
3度『ふたりは仮友』

恋愛抜きのピュアで可愛い2人…と言えばこちらも。
よりギャグっぽい感じです。
時田時雨『このクラスにギャルはいない』

よりほんわかな感じが好きな方はこちらが超おすすめ!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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