ファンタジーミステリーラノベ『誰が勇者を殺したか』(通称「だれゆう」)の魅力をネタバレなしで紹介します。
記事の最後には「だれゆう」が気に入った方におすすめの作品も紹介しています。
『誰が勇者を殺したか』とは?
あらすじ
こんな人におすすめ
無料で試し読み!
「だれゆう」のここが好き!
意外とラノベ、でも重厚
この作品、『誰が勇者を殺したか』というタイトルも硬めだし、表紙からして重厚系ラノベで、一見するととっつきにくそうな感じがするかもしれません。
ですが、読み進めていくとライトな面もあり、ちゃんと(?)ラノベな読み味です!
勇者・アレスが結構天然で、仲間たちを振り回したり振り回されたりするのが微笑ましく、気付くと楽しく読めているのではないかと。
また、文章も重厚系なのに、本当に意外なほど読みやすくて…!
文章が綺麗で、一言一言がしっかり頭に響きます。
重厚系は目が滑るから読まないという人にもぜひ、本当にプロローグだけでもいいので、ちょっと味わってみてもらいたいです。
すごく良いので。
また、もちろん重厚系が好きな人にとっては、きっと期待通りの作品だろうと思います。
愛にあふれた作品
ネタバレ厳禁系の作品なので、あまり先入観は入れたくないのですが、胸糞悪い犯人当てミステリーではないということは強調しておきたいところ。
仲間の絆と愛にあふれた作品で、最後はきっと笑顔で読み終われるのではないかと(この表現はセーフか…?)。
ネタバレ厳禁系ではありますが、個人的にはミステリーとしての仕掛けよりも、背景となる登場人物たちの想いが切なくて尊くてとても気に入っています。
ネタが分かっても何回でも読みたくなる、そんな温かなミステリーです。
ネタバレ感想
ネタバレ感想はこちらに置いておきます。
読み終えた方、ぜひ分かち合いましょう~。
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
私はマリアの章が好きです。
「だれゆう」の次に読むなら!
「だれゆう」が気に入った方におすすめの作品はこちらです。
米澤穂信『折れた竜骨』
個人的ファンタジーミステリーの傑作はこれ
綾崎隼『ぼくらに嘘がひとつだけ』
全然違うジャンルですが、直感で似た空気を感じるのはこちら
宮入裕昂『スカートのなかのひみつ。』
ミステリーみのあるラノベと言えば、こちらも最高です
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!