福山リョウコ先生の『悩殺ジャンキー』、実は大好きで、特に中高生時代は何回読み返したか分からないくらい。
そんな『悩殺ジャンキー』のネタバレ感想です!
未読の方はご注意ください
感想!
『悩殺ジャンキー』の好きなシーンはありすぎて困るのですが、いくつかに絞って…。
ピュアすぎるナカがかわいい
私はとにかくおバカでまっすぐなナカちゃんが大好きです。
ウミの逆ギレ告白の前、「私のこと嫌いとか…?」と涙ぐむ姿が本当に愛おしい。
ウミの気持なんて心の底では分かりきっているだろうに、それでも不安になるくらいウミが好きなんだなぁと。
でもまぁ、ウミがキレる気持ちも分かります(笑)
カレー祭が神回
それから、少し前に戻って、ウミが誰にも言わずに女モデル最後の仕事を終える回が本当に神回。
様子のおかしいウミを心配するナカちゃんに、「俺は超人気だからどってことない」と誤魔化すウミの優しい顔も大好きですし、
最後の仕事を終えて帰ってきたウミをナカちゃんが特製カレーで労い、「お疲れさま!」と声をかけるシーンは何度見ても泣けます。
2人のお互いを思う気持ちが美しい、本当に最高のカップルです…。
脇キャラの魅力もすごい
また、『悩殺ジャンキー』と言えば個性豊かな脇役たちも魅力。
個人的ン大好きなのは、女モデルをしていたことが学校でバレて馬鹿にされるウミを、生徒会の和泉&押村さんカップルが庇うシーン。
生徒会メンバーのつかず離れずだけど信頼し合ってる感じが好き…!
他にも週刊誌に追われたときに堤さん&梶原家で偽装工作したり。
全部ウミの人柄だなぁと思います。
他人に興味ないように見えて、一度懐に入れた人には愛情深いですよね。
意外とお節介なところもあり、自分で思っているよりずっと人望のあるタイプだと思います。そんなところも素敵。
主人公:ウミが好き
私は『悩殺ジャンキー』に関しては、一般的な「女主人公&ヒーロー」「男主人公&ヒロイン」ではなく、ウミナカのW主人公だと思っています。
ウミはヒーローではなく主人公!
ナカちゃんの成長はもちろん、ウミが恋に仕事に苦悩するところが人間らしくてとても好きです。
覚悟を決めて男モデルに転身するところも泥臭くてとても良かった…。
適当に生きてきたウミが、「碧」とナカに出会って、誠実な男性になっていくところにぐっときます。
最後の最後までドタバタで最高!
多少ご都合主義なところもあるとは思いますが、最後までいつものメンバーでのドタバタを見せてくれたのも、ファンとしてはとても嬉しかった。
最終回の全員集合もとても良かったのですが、欲を言えばウミナカのタキシード&ウェディングドレス姿が見たかったですね…。
ちなみに基本コミックス派の人間なんですが、悩殺最終回までの数回はさすがに本誌買いました…
リアルタイムで最終回を見届けられ、良い思い出になっています♡
おわりに
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!!
ちなみに私、福山リョウコ先生のカラーが大好きなんですが、悩殺は眼福カラーの多いこと!!
素晴らしい作品を描いてくださって感謝です!